luv(sic)の深層
2010年、交通事故で急逝した、天才ビートメイカー・nujabes。
自分の周りのハウス、チルアウト系が好きな知人と音楽の話をすると、未だに「nujabesがやっぱり一番良いよね」って声も結構多く聞く。
そんなnujabesを語る上で欠かせないのが、luv(sic)。
luv(sic)とは、nujabesとバイリンガルラッパー・shing02が共同制作した音楽叙情詩。nujabesのビートに乗せて、shing02が「音楽の女神に宛てて」書いた手紙「Luv(sic)=ラブシック」。part1から6までが、12年の月日をかけて作られた。
ただ、3と4の間でnujabesが亡くなってしまったので、出会い〜別れ〜再生のストーリーで構成され、単純に音楽としても良いけど、6曲通して聴くとそこに様々な人間模様も乗っかる、そら壮大なプログラムなのだ。
自分はpart2が一番好きです。
日本語訳付きの動画貼っときます。
まあ、このluv(sic)シリーズはゆうても有名だから、今回の主題はここに落ち着きません。
なんと言ってもluv(sic)は公式、非公式問わず、remix作品がすごく多い!!!
自分がその中でも一番ばっちりハマってると思うヤツ。。それが、charaの名曲・junior sweetのビートを使用したバージョン『luv(sic) junior sweet mix』
そもそもcharaが歌う原曲がまず素晴らしい。作曲がmondo grossoの大沢伸一だから、そりゃそうなのだ。
イントロから上品なjunior sweetのトラック。サビはcharaの声も入って、shing02の流暢な英語のラップがより引き立つ。
nujabes・shing02・大沢伸一・chara。自分は元々4者とも好きなアーティストだから尚更そう感じるのかもだけど、やっぱ天才4人の力が合わさった作品は、それだけの価値あるよ。
是非。。